森恭三(1907-1984)は、戦後日本を代表するジャーナリストです。朝日新聞論説主幹を務め、長年にわたって『朝日ジャーナル』の巻頭言を執筆していました。新聞研究所及び社会情報研究所の非常勤講師でもあった森氏の著作集CD-ROM版は、ご遺族によって社会情報研究所に寄贈いただいた著作物と追加収集分2,097点のうち、1,711点の資料の画像を収録したデータベースとなっています。 内容構成は以下のとおりです。
・朝日新聞の外国特派記事、雑報、解説・評論、書評、社説、コラム欄等署名及び無署名記事
・他新聞、雑誌への寄稿、共著書
・放送、講演用の手書き原稿、占領下の掲載不許可原稿
・森恭三について書かれた批評、書評、経歴記事、人物評、懐旧談等のうち著作権上の許可を得たもの
・戦後の朝日新聞社内の労働運動の中で行われた「米国外交史」講義ノート目次、同大井信一氏受講ノート
検索用データベースには、元朝日新聞記者柴田栄一氏作成「森恭三著作集 索引」を使用しました。この検索用データベースでは、対談・座談会、森恭三について書かれた新聞・雑誌の全収集記事、連絡の取れなかった出版者の記事および青年期の文藝作品、日記、森恭三の単行書目次、森恭三追想文集目次等、画像収録ができなかったものも含めて、3,038件の資料を検索できます。
※森恭三著作集CD-ROM版の目録情報については、「Digital Cultural Heritage」で「森恭三著作集CD-ROM版目録」として公開しております。